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ホテルだけじゃない!マンスリーマンションでも禁煙部屋が増えている!?

マンスリーマンションの特徴

マンスリーマンションは1カ月単位から借りられる短期賃貸物件です。
一般的なアパート・マンションは年間契約が前提ですが、マンスリーマンションは滞在日数が30日以上であれば、1日単位でお部屋を借りられます。
建物は通常のアパート・マンションや分譲マンションになることが一般的です。
予定に合わせて必要な日数分借りることはできるマンスリーマンションは画期的で、ビジネスや旅行、受験、一時転居先などとして利用する方が年々増加しています。

マンスリーマンションには様々な特徴があります。
まず、契約手続きがとても簡単です。
書類手続きと滞在費用の入金のみで入居でき、厳しい審査はありません。
基本的にメールや電話、郵送でのやり取りで済むため、忙しくて時間が取れない方や急にお部屋が必要になった方でも十分手続きが可能です。

料金体系が明確でリーズナブルな点もポイントです。
マンスリーマンションは敷金・礼金・仲介手数料が不要です。
レンタルオプションなどを利用すると別料金がかかりますが、必要な費用は基本的に滞在日数分の家賃と退去時の清掃費のみです。
さらにマンスリーマンションには備え付けの家具・家電製品があります。
生活に必要なものはほとんどそろっているので、最低限の手荷物で入居しても大丈夫です。
備え付けの備品には、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、ガスコンロ、電子ポットなどがあります。
電気・ガス・水道も開設手続きをする必要がなく、入居時から利用可能です。
インターネットを利用できる物件も多く、普段の生活と遜色ない暮らしを滞在先で送れます。

昨今の禁煙者増加

近年、禁煙する人が増加傾向にあります。
タバコをやめる一番の理由は健康維持です。
タバコにはブタンガス、カドミウム、ニコチン、ステアリン酸、トルエン、メタン、アンモニア、ヒ素、一酸化炭素などの化学物質が含まれています。
これらの成分は血行を悪くしたり、体内中のビタミンを壊すはたらきがあり、老化が進みやすくなります。
頭部への血流が良くないと髪が薄くなったり、ビタミンが不足するとシミ・シワが増えます。
タバコはがんや心臓の病気、喘息、COPDなど恐ろしい病にかかるリスクを高めると言われています。

タバコをやめてすぐに健康効果が出るわけではありませんが、禁煙から時間が経過するごとに病気にかかるリスクが減ります。
肺や心臓に慢性疾患を抱えている人は症状が軽減し、体調が改善することも期待されています。
疾患を抱えていない方でもタバコをやめると寝起きが良くなったり、運動して疲れにくくなるメリットがあります。

禁煙は家族や周囲の人の受動喫煙の防止にもつながるでしょう。
タバコの有害物質は主流煙よりも副流煙に多く含まれています。
子どもや高齢者は特にタバコの副流煙の影響を受けやすいため、喫煙者の近くにいると危険です。

タバコをやめるメリットは他にもあります。
禁煙すると太ると言われますが、タバコをやめると味覚が変わります。
食べ物を美味しく感じるようになり、つい食べすぎてしまう方もいるぐらいです。
さらに外見も変わります。
禁煙でシワとくすみが減り、肌つやが少しずつ蘇ります。
口元にも変化が表れ、歯の黄ばみ、歯肉の変色を食い止められます。
口臭や服についたタバコのにおいも気にならなくなり、非喫煙者との距離感が近くなります。

禁煙をするには強い意志が必要です。
始めても長続きせず、挫折する方もいます。
タバコに含まれるニコチンに強い依存性があるからです。
タバコを吸うと脳内から大量のドーパミンが放出されて、幸福感をもたらせます。
時間が経つとニコチンが切れて、落ち着かなくなったりイライラしやすくなり、離脱症状が表れます。
禁煙を試みても禁断症状が出て我慢できなくなることが禁煙に失敗する要因です。

喫煙者の割合は年々減少し、2018年のデータで喫煙者率は約18%です。
平成初期の喫煙者率と比較すると約半分まで下がりました。
タバコの値上げと増税の影響もあり、今後も喫煙者率は下がることが予想されています。

マンスリーマンションの今後の展望

マンスリーマンションは一人暮らし向けの物件が多い印象ですが、様々なタイプのお部屋があります。
滞在人数に合わせて物件選びができ、カップル、夫婦向けの2人部屋やファミリー向けのお部屋も用意されています。
ゆっくりくつろぎたい方には広い間取りのお部屋がおすすめです。
女性の一人暮らしに最適な女性専用物件もあります。
セキュリティ対策に力を入れ、居住者を女性に限定することで安心して滞在生活を送れるでしょう。
普段とちょっと違った生活空間で暮らしてみたい方には趣向を凝らしたデザイナーズマンションがあります。
デザイナーズマンションは建物の外観、内装だけでなく、室内の備品にもこだわったお洒落な物件です。

マンスリーマンションの在り方は実に多種多様で、最近では禁煙のお部屋も登場しています。
喫煙者が使用してきたお部屋は壁紙にヤニがついて黄ばみが出やすく、室内や家具にニオイが染み付きます。
マンスリーマンションでは退去時に、次の入居者が気持ちよくお部屋を利用できるようにクリーニングをしますが、ニオイを完全に取ることは難しいでしょう。
備え付けの家具・家電製品は破損や故障がない限りそのまま使用します。

非喫煙者はタバコのにおいに敏感です。
タバコの香りが残っていると滞在期間中我慢しなくてはなりません。
マンスリーマンションを探す際は喫煙の可否を確認しましょう。
非喫煙者の方には禁煙部屋がおすすめです。
マンスリーマンションには禁煙専用の物件もあり、今後も禁煙部屋が増加するでしょう。

まとめ

非喫煙者の割合は年々増加しています。
2018年には健康増進法が一部改正されて望まない受動喫煙をなくす動きが出てきました。
2019年7月から段階的に改正法が施行されています。
人が多く集まる施設や飲食店などの屋内は原則禁煙になり、喫煙が禁止されている場所でタバコを吸うと罰金が科されることがあります。
20歳未満の人は喫煙エリアへの立入が禁止され、喫煙室には標識の提示が義務化されます。

改正法は2020年4月までに全面施行される予定で、旅行や出張で利用する宿泊先でも法律が適用されます。
ホテル・旅館では館内のロビーや宴会場、ホールなどの共通空間が全面禁煙になります。
客室では喫煙が可能で、しばらくは喫煙ルームと禁煙ルームのお部屋に分けられる予定です。

マンスリーマンションでも喫煙者、非喫煙者に合わせてお部屋選びが可能です。
分煙していない物件も一部ありますが、非喫煙者の増加により禁煙ルームが増えています。
当社アスヴェルでも非喫煙者向けの禁煙部屋をご用意していますので、ぜひ快適な環境でマンスリーマンション生活を楽しみましょう。

大阪ウィークリー・マンスリーマンション アスヴェル
監修者:株式会社アスヴェル マンスリー事業本部
2000年7月7日設立 大阪・京都を中心としたマンスリーマンションの運営会社
マンスリーマンションのご利用に役立つ記事をお届けします。

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